自分らしい生き方を知る 算命学鑑定士 詠子のブログ

算命学に興味のある方、運勢や宿命という言葉が気になる方、自分の運勢や資質を知って活かしたい、という方向けに私が算命学の勉強から学んだ処世術を発信したいと思っています♡

見えなくても、もう始まっている

私が住んでいる群馬県南部は、ちょうど山の手前なので

都会からの熱が吹き溜まって、本当~に暑い。

夏になると連日、最高気温だなんだって騒いでいて、

田舎で皆車移動なので、夏で道を歩いている人など殆ど見かけません。

 

そんな夏真っ盛りな季節になってきましたが、8月7日はもう立秋。

立春立夏、立秋、立冬を併せて「四立」と言うようですが、

なんで?まだ早いじゃん?!って思ったことないですか?

 

地域に拠るかもしれないけれど、一般的に?

一番寒さがキツイ2月に立春(2月4日頃)、

まだ春まっさかりだというのに立夏(5月5日頃)、

これからいよいよ熱くなるぞって時に立秋(8月7日頃)、

紅葉が綺麗だな~と思っているともう立冬(11月7日頃)。

 

普段、暦なんて社会生活にはあまり問題がないので使わないから

気にもしなかったのだけれど、算命学で暦を勉強してその意味が分かりました。

一般的には、春夏秋冬はそれぞれ、3~5月、5月~8月、

9月~11月で、12月~2月。

でも暦的には旧暦で見るので春は2月〜4月、

夏は5月〜7月、秋は8月〜10月、

11月〜1月が冬となっています。

 

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↑ごちゃごちゃして分かりにくい?

 

4つをそれぞれ方向に直すと(直さなくても良いのだけど、

図にしてみると中心が分かりやすいので)東、南、西、北。

そして図で見ると分かるように、季節の中心は

3月、6月、9月、12月となる訳ですが、

それを囲む3か月間で季節が成り立っているので、

それぞれの季節の始まりは、2月、5月、8月、11月となっている訳です!

逆にややこしい?!だから何だ?!

 

でもこの話は凄く色々な物事の真髄になっていて(と私は思う)、

実際の地球上で動いている「気」と、体感は違うという話。

 

さて、立夏・立秋・立冬立春の謎が解けた?ところで、

もうちょっとマニアックな話を。

算命学のお勉強を始めると、初級の初級で教わる事。

 

算命学に関わらず、多分、暦を見る他の東洋占星術でもそうだと思うけど

季節の始まりの話をする時、その季節は前の季節の始まりからもう始まっている!

春の中心は3月だけれど、「春の気」が動き出すのは、実は11月。

 

春と言えば、木々が芽吹く季節。

でも実はその成長、見えないところで11月くらいから始まっている訳です。

11月にポトンと種が落ちて、種が寒さに当たったりして質を変え、

水を含んだりなんだりで、根や双葉を出す準備を始める。

そして2月くらいから本格的な成長を始める。

そんな訳で植木の植え替えも、以外にも11月にするとしっかり根が付くそうな。

寒い季節に大丈夫か?!と思うけれど、植木屋さんは知っているそうです。

 

陰陽の話にも出て来ることで、ここでも書きましたが

陰陽のマークにはそれぞれ中心にポツンと反対の陰陽が含まれています。

つまり、どんなに陰が、陽が強まっても、必ず反対の陰陽を内在する。

極まりつつある瞬間に、もう反対の気の種が生まれている状態!?

 

これは季節だけの話ではなく、人の運勢にも当てはまるのかな?と思います。

幸せの絶頂!と思う時は、体感で感じている時期なので、

実はピークを迎えていて、次の季節の始まりでもあり、

だいぶ前から次の季節が始まっている。

 

逆に色々なポカミスが出て落ち込んでいる時などは、

実は今に始まったのではなく、その種はずっと前から植えられている。

やっと現象化しただけ、とか。

 

不幸の絶頂?と、ありがたくないと感じる時でも、

実は良い時期へ向かう為の種は既に植えられていて、

根を張って、新しい芽を出したり花を咲かせる準備をしているので

落ち込む必要はないはず?!

 

調子の良い時も悪い時も、生きている限り

季節は周って、同じ状態が永続的に続くわけではないので

常に先の事を考えながら動かないと危険かもしれません。

 

過ぎてしまったことは取り返しがつかないので、

今できる事は過去の清算と、未来への準備だけ。

算命学は人の運勢の季節が分かるので、

先の運勢を見て、より良い人生を過ごす準備に役立てる事ができます!